健康診断

動物病院の問診は日ごろのワンちゃん・ネコちゃんの様子について、飼い主様にお話を聞いて診察することです。これにより、健康状態に問題がないか、病気が潜んでいないかをチェックします。些細なことでも気になることはしっかりお伝え下さい。

視診・触診で動物の体を観察します。

尿の性状を調べて、腎臓や尿管、膀胱などの状態を確認します。尿検査を行うことで、腎臓や尿路の異常、糖尿病、膀胱炎など多くの疾患の早期発見が可能となります。

ワンちゃん・ネコちゃんの糞便を採取して、消化管寄生虫や、病原細菌、ウイルスの有無、下痢のスクリーニングなど健康診断としても行われる代表的な検査です。糞便の性状を調べて、寄生虫の有無や下痢などがないかを調べます。

血液検査は、血球計算と生化学検査の２つに分かれます。血球計算では血球の数などを測定し、全身状態を把握する「全血球計算」と、酵素や電解質などの値から、貧血や炎症の有無などをしらべることできます。また、生化学検査は、血液中の化学成分を測定することで、臓器・器官系が正常に動いているか、どこかに異常が⽣じていないかなどを

調べる検査です。

■健康診断（血液検査）項目■

【Aコース】生化学16項目　5,500円（税込）

【Bコース】生化学20項目、電解質   6,600円（税込）

【Cコース】生化学20項目、電解質、血球計算　7,700円（税込

順調に採血できると、所要時間は5分ほどでスピーディーにできます。

※結果は、1週間後以降にご来院ください。

―Ⅹ線検査―

X線検査は　胸部や腹部の臓器（肺・心臓・肝臓・脾臓など）や手足を撮影することで、各種臓器の異常を発見することができます。また、ワンちゃん・ネコちゃんの骨の異常や骨折なども検査では確認することができます。

―エコー検査―

エコー検査は超音波を発生する装置を使って体の内部を観察する検査です。必要に合わせて被毛をカットし、ゼリーをつけて超音波が見たい部分に届くようにします。エコー検査も胸部と腹部に分かれ、胸部では心臓の動きを、腹部では消化管や肝臓、腎臓などの状態を見ることができます。