〒356-0045 埼玉県ふじみ野市鶴ケ岡2-17-16
上福岡駅から徒歩10分、川越方面からも車で10~20分/駐車場:7台有
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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9:00~12:00 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
16:30~19:00 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 18:00まで |
休診日:水曜日
※祝日は不定休で休診になることがあります。
ワンちゃん、ネコちゃんの平均寿命は14~15歳で、ひとよりも長く生きられません。
人間の1年はワンちゃんネコちゃんの7年に相当するといわれており、7歳からはシニア期に入ります。
一緒に生活していると、つい自分たちと同じように年をとると思いがちですが、実は体のあちこちに変化が現れてきます。別れは辛く悲しいですが、ペットにとっては飼い主の愛情が全てです。最期までみとるのは飼い主の最期の愛情と責任です。
ペットロスの大きな原因のひとつは、「あの時ああしてあげればよかった」という後悔です。
大切な家族と健康に少しでも楽しく過ごすために、当院ではシニア生活へのサポートもしております。
小さな変化は老化のサインかもしれません。日頃からしっかり観察しておきましょう。
●顔周り
目が白く濁ってくる、耳が遠くなる
●体
毛づやが衰える、抜け毛が増える、足腰が細くなる
●行動
反応が鈍くなる
トイレがうまくいかなくなる
段差でつまづく
寝ている時間が長くなる
高いところに飛び上がれなくなる
高齢のワンちゃん、ネコちゃんはこれまでできたことが出来なくなります。安心して快適に過ごせる工夫をしてみしょう。
●ケージ
入り口付近以外をカバーなどで覆い、普段から休めるスペースとして開放しておく
●寝床
柔らかい素材で、涼しい場所と温かい場所に置いておきましょう
●食事
食器を高く食べやすくする。いつでも飲めるように新鮮な水をなん箇所かにおきましょう。
●手入れ
定期的な爪切りとブラッシング、マッサージもしてあげましょう。
●安全対策
会談や台所は策で入れないようにしたり、高いキャットタワーは低くするなどして事故を防ぎましょう。
●トイレ
入口を浅くして段差をなくしたり、スロープを付けるなど入りやすくして清潔にしましょう。
●床材
マットなどを敷き、滑りにくい床にし、爪がひっかかるような絨毯は避けましょう。
加齢に伴って足腰の筋力低下などが原因でトイレを失敗することが増えます。叱らずに優しく見守りましょう。トイレ周りにペットシーツを広く敷いておくとよいです。
●トイレの場所は寝る場所の近くなどに設置してあげましょう
●トイレの時に排泄姿勢を保つことが難しい場合は飼い主が体を支えてあげましょう。
●オムツやマナーパッドを使用しましょう。
●毛の長い犬猫の場合、肛門回りやしっぽの付け根当たりの毛を短めに刈ってあげると排泄時に汚れにくくなりますが、あまりに短く刈りすぎると皮膚がかぶれてしまうことがありますので注意してください。
●汚れた場合は少量のぬるま湯で洗ってあげましょう。
味覚や嗅覚が衰えたり、歯周病や歯が無くなることで食欲が落ちることで栄養バランスが崩れて健康状態が悪化しがちです。その子の年齢や状態にあったドッグフードに切り替えてあげましょう。
●食欲が落ちている場合
噛みやすく柔らかいフードに変える、嗜好性の高いフードを混ぜる、流動食を与えてみる、シリンジを使用して食べさせる、などしてあげましょう。
●食欲が異常な場合
食べてすぐご飯を欲しがるのであれば認知症の疑いがありますので病院に相談しましょう。
認知症の場合、早めに気付き、対応していくことが望ましいです。ただし、認知症ではなく、違う病気の疑いもありますので、かのうであれば動画などを撮影し、獣医師に相談してみましょう。
●認知症が疑われる主な行動の変化
・出来ていたことが出来なくなる(トイレ・しつけなど)。
・飼い主と認識できず、唸る・噛むなど攻撃的になる。
・夜鳴きをする
・日中寝て、夜活動的になる。
・出入り口が認識できない。知った道でも迷う。
・刺激に反応しにくい、叉は過敏に反応するようになる
・目的なく徘徊や旋回をする、または行動が減少する等。
・異常なほどの食欲(食事後すぐに食べたがるなど)。
・今までしていたグルーミングをあまりしなくなる。(猫の場合)
筋力の低下や、病気で起き上がることが難しくなることもあります。食事の世話や体や被毛のお手入れ、トイレの手助けなどをしてあげましょう。また、定期的な動物病院の受診も大切です。
●ネコちゃん
毛づくろいをしなくなるのでこまめにブラッシングしてあげましょう
爪が伸びすぎると肉球にささってしまうので、こまめに爪を切ってあげましょう
暑すぎてず寒すぎないようにしてあげましょう
●わんちゃん
床ずれにならないように2時間程度おきに寝返りをさせてあげましょう。
関節が固まらない用に体を優しく動かしてあげましょう
少しでも歩く気があれば散歩に連れ出してあげましょう。
~いざ介護が必要になったら~
●おむつ、マナーパッド、流動食を給餌する給餌器(シリンジ)、床ずれ予防クッション。歩行補助ハーネスなど、愛犬、愛猫が元気なうちから情報収集をしてシニア期に備えてあげましょう。
ペットの年齢とともに自身の年齢もあがっていきます。ペットよりもし自分の身に何かあった場合など、備えておくことに越したことはありません。
いざ何かが起きた時に慌てないように事前に色々と準備をしておきましょう
①ペットのための遺言
自分がペットより先に死亡してしまったときのためにペットを誰に託すかなど決めておきましょう
②老犬・老猫ホーム
ペットを預かり亡くなるまでお世話をしてくれる民間業者がありますのでよく調べて相談の上、利用するのもいいでしょう。
③ペット保険
動物病院での負担を軽くする為に加入できるペットの種類、年齢、プランは様々なのでよく確認して契約しましょう。
④ペット仲間
散歩中に挨拶をしたり、SNSなどで情報共有できる知人、友人がいることも心強いです。
ペットロス予防のためにも、ペットの話を共感し合える友人や知人を作っておくことは大事です。
ご参考:共に生きる高齢ペットとシルバー世代(環境省パンフレット)
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/shibata_kenkou/koureipetto.html
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